ラビアル矯正(ブラケット矯正)

歯の表側に「ブラケット」という矯正装置を取り付け、ワイヤーを使って歯を動かしてきます。

(※歯が生え揃った中学生以上の方に適用)。

 

この方法のメリットは

「確実性が高い」・「微調整が簡単に行える」・「料金も安く済む」という点。

 

デメリットとしては、

「矯正装置が目立つ」・「使用する針金やゴムに違和感や不快感を感じる」・「口内炎になることがある」

ということがあげられますが、最近では目立たないプラスチック製のブラケットもあります。

 

また、装置の違和感は一週間ほどで徐々に慣れる上、痛みや口内炎予防のためのワックスで軽減することができます。

ブラケット矯正の種類

【メタルブラケット】

金属でできているブラケットです。

金属のため、表からは銀色になります。金属アレルギーの方は向いていません。

 

メリット:壊れにくい、滑りが良い

デメリット:色が目立つ

【プラスチックブラケット】

プラスチックでできているブラケットです。 噛み合わせによっては磨り減ったり、ワイヤーの力に負けてしまう場合もあります。

 

メリット:目立ちにくい、滑りが良い

デメリット:変色する、磨耗しやすい 

【セラミックブラケット】

セラミックでできているブラケットです。

半透明で歯の色に近く目立ちません。歯よりも硬いため、歯に当たると歯の方が削れてしまうことがあります。

 

メリット:目立ちにくい

デメリット:壊れやすい、欠けることがある。

【リンガルブラケット(歯の裏側につける矯正装置)】

歯の裏側からのブラケット矯正で、他人に気付かれずに治療することができます。

歯の裏側に矯正装置を装着し歯列矯正します。ただし、舌に触れる違和感を感じる人もおり、歯磨きに時間がかかるなど難点もあります。

費用は通常の矯正装置より割高になります。

 

メリット:表側から見えない

デメリット:慣れるまでは、発音しにくい、費用が割高 

 

上の歯だけをを裏側矯正(舌側矯正)にし、下は表側の矯正で治療する方法もあります。

笑った時などに、よく見える上の歯だけを裏側矯正にすることで、価格を抑えて目立たない矯正を行えます。